タブンネ解説書、努力値編(ダメ計付)
どうも皆さん、桐山くるとと申す者です!
前回の記事では基本的なことしか書かれてないに関わらずたくさん閲覧していただけたみたいで、ありがとうございます!
調子に乗って第2弾書かせていただきました!長くなりますので、よければ暇な時にでも見てください!
努力値、ダメ計考察
「そもそもタブンネってどの程度の攻撃耐えるんだよ」
「種族値が中途半端で計算めんどくさいからそもそも使いたくない(実際に友人から言われた)」
と、諸々疑問の方に、今回の記事は型紹介はあえてせず、タブンネを使うにあたっての努力値の振り方とそれによる実数値、仮想敵からの被ダメージをお教えしていきたいと思います!
サムネ用。ほんとに可愛い
まず、タブンネというポケモンは、前回記事で紹介した通り耐久寄りの種族値をしています。
HPが多く、防御特防もマイナーポケモンにしては中々のスペックを誇っていますが、問題はAC種族値の絶望的な低さです。
共に種族値60しかなく、なんと補正なし無振り実数値がたった80。最高威力4倍弱点をついたとしても落とせないくらい火力が低いです。
でも特化型にすれば覚える技範囲広いしなんとかなるんじゃね!?とお考えのあなたにダメ計載せときます。
(なお、タブンネは特殊技の方が技範囲が広いので、特殊型の性格補正あり特攻252振りを前提とします)
ダメージ: 152〜180 割合: 83.9%〜99.4%
回数: 確定2発
ダメージ: 156〜184 割合: 91.2%〜107.6%
回数: 乱数1発 (43.8%)
ダメージ: 168〜200 割合: 85.7%〜102%
回数: 乱数1発 (18.8%)
ダメージ: 140〜168 割合: 81.8%〜98.2%
回数: 確定2発
と叫びたくなりますね。特化して4倍弱点ついてもこれです。タブンネをアタッカーで使う必要はまったくないことがわかります。
ですが僕の持論では、「そのポケモンに1番合った構成を組んであげることがそのポケモンの1番の幸せ」だと思っているので、攻撃力の低さに絶望せずポケモンの長所をしっかりと見据えてあげましょう。
上のを見てもらうとわかる通り、タブンネを使う際は、耐久に重視して運用してあげたほうが使いやすいと思います。
話を本筋に戻して、オススメの努力値調整の方紹介していきたいと思います。
HP
タブンネには特性さいせいりょくという、場に出たポケモンを手持ちに戻すと最大HPの3分の1回復する、という強力な特性があります。
シングル戦においては基本的にさいせいりょく一択です。その他の特性はいやしのこころ/ぶきようというダブルバトル向けの特性なので、あまりオススメはしません。
タブンネは、さいせいりょくという特性を存分に生かせるHP種族値(108)を持っています。
なので、努力値はHPに厚く振ってあげるのが良いでしょう。具体的な努力値振りを説明します。
まず努力値を252にぶっぱすると、実数値は210になります。これは特性さいせいりょくの回復量が最大(70)になり、さらに願い事の回復量も最大(105)になります。
さらに、偶数にすることで回復実を持たせた際しぜんのいかり等で半分に削れたHPをすぐ回復出来ます。
なので、基本はHPは252ぶっぱしておけば余計な調整もいらないのでいいと思います。
どうしても偶数になるのが嫌だ!と考える僕みたいな方は、努力値228(実数値207)に振るとさいせいりょく3n(回復量69)になるので、オススメです。
その他HP調整に関しては上げ出すとキリがないのであくまでタブンネのHP努力値は252、または228がオススメだということを覚えてください。
防御、特防
防御と特防に関しては、どちらを受け対象にするかはパーティと相談ですが基本的にはどちらとも252振り安定です。
耐久調整等はさいせいりょくやタブンネ自身が鈍足であることを考えると、耐久調整して特定のポケモンの攻撃を耐えたとしてもあまり意味が無いものだと考えています。
それよりも物理対象、特殊対象に後投げして攻撃を受けつつ補助技を繰り出していくといった戦い方のほうが使いやすいと思います。いわゆる受けサイクルですね。
ただ、ポリゴン2やドヒドイデといったポケモン達とは特化しても耐久に差があるので、タブンネを上手く使ってあげるには他のポケモンにはない持ち味を生かしてあげることが大事です。
他耐久ポケモンとの差別点についてもいずれ書かせていただきますので、よろしくお願いします。
素早さ
さて、ここまで防御、特防、HPと252振り安定だと書きましたが鈍足だし素早さには振らなくてもいいのかと聞かれると、そうではないと僕は答えます。
どのポケモンにも素早さ調整というものはあります。タブンネも素早さ種族値50、マリルリと同じ数字であり、カバルドンや最遅ギルガルドより少し早いくらいの素早さを持っています。
素早さ調整に関しては一覧表があるのでそこを見ながら調整のほうをしてもらいたいと思うので、この記事では素早さに252振った際の運用方法について説明します。
素早さに振る理由としては主に初手に出して起点を作る、と言った運用方法を使う場合です。
電磁波やどくどく、壁貼りやトリルといった豊富な補助技を使えるので、まずタブンネがパーティに入っていたとしても構成を完璧に読める人はいないと思います(マイナーの強み)。そこでS振りタブンネです。
素早さに252振ると実数値は最速で112、準速で102になります。最速にすると電磁波込みで最速フェローチェを抜くことが出来、準速にするとS4振り80属や電磁波込み準速フェローチェを抜くことが出来ます。
フェローチェはS151という脅威の素早さを持っているのでそれを電磁波撒けば抜けるというのを参照にしましょう。麻痺らせれば大体のポケモンを上から殴れるようになるというのがS振りの利点です。
ここまで努力値に関して説明しましたが、肝心のダメ計のほうをまだ載せていないので上位でよくみるポケモンからのダメ計を載せて終わりたいと思います。皆さんにタブンネの固さを知ってもらいたい。
HP、防御特化型タブンネ
ランドロスのA252じしん
性格陽気 ダメージ: 75〜88
割合: 35.7%〜41.9%
回数: 確定3発
性格意地っ張り ダメージ: 81〜96
割合: 38.5%〜45.7%
回数: 確定3発
ダメージ: 111〜132 割合: 52.8%〜62.8%
じゃれつく ダメージ: 52〜63
割合: 24.7%〜30%
ミミッキュZ+じゃれつく確定耐え
A252陽気メガボーマンダ
おんがえし ダメージ: 91〜108
割合: 43.3%〜51.4%
回数: 乱数2発 (5.9%)
A252陽気メガミミロップ
とびひざげり ダメージ: 186〜218
割合: 88.5%〜103.8%
回数: 乱数1発 (31.3%)
HP、特防特化タブンネ
C252臆病ゲッコウガ
ハイドロカノン水Z ダメージ: 117〜138
割合: 55.7%〜65.7%
回数: 確定2発
ハイドロカノン ダメージ: 87〜103
割合: 41.4%〜49%
回数: 確定3発
水Z+ハイドロカノン乱数耐え
C252臆病カプ・コケコ
10万ボルト ダメージ: 75〜88
割合: 35.7%〜41.9%
回数: 確定3発
控えめ特化こだわりメガネ カプ・テテフ
サイコフィールド下サイコキネシス
ダメージ: 153〜180
割合: 72.8%〜85.7%
回数: 確定2発
ひかえめ特化リザードンY
ひでり下だいもんじ ダメージ: 144〜171
割合: 68.5%〜81.4%
回数: 確定2発
書き出すとキリがないので耐久目安として上位に存在するポケモンの一部を用いてダメージ計算をさせていただきました。
ここまで書けばタブンネがいかに固いかがわかってもらえたかと思います!参考にして下さい!
次回は持ち物、そして技考察について書いていきたいと思います!
ここまで読んで下さりありがとうございました!
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